マンション購入の際に最初に気をつけてほしいのが、ちらしの見方です。
マンションのちらしは購買意欲を湧かせるための手段の一つなので、見ているとついほしくなってしまいます。
立派にみえる完成予定図、快適そうな周辺環境、駅までだって近いし、間取りもいい感じ・・・なんてうっとりしていては相手の思うツボです。
マンションのちらしは、悪いところを隠し、いいところをクローズアップしているのですから、相手が見せないようにしているところを見るくらいの気持ちでみるべきです。
例えば、所在地は詳しく書いているかどうか。
ちゃんと書いていないところは、周囲に都合の悪い建物があるのかもしれません。
駅までの実際の所要時間も、自分で歩いてみないとわからないものです。
歩くスピードの個人差だけでなく、この歩いて○分には信号などにかかる時間は含まれてないからです。
完成予定図には建物の周囲にあるものを正確に書かなくてもいいため、電柱や悪い印象を与えそうな施設は掲載しないでしょう。
航空写真を使っていても、印象の悪そうな施設の上にセールスコピーなどを印刷して隠していることもあるそうです。
近隣環境写真の近隣がどのくらい近いのかも曖昧ですし、近くに公園やコンビニがあると便利な反面、夜になるとうるさい可能性もあります。
マンションのちらしで最も注目して見るべき箇所は、物件概要です。
ここには法律や規則で決められた掲載しなければいけない事項が記載されています。
不動産は高額なものですから、取引に不明な点や不備があってはなりません。
広告するときに誤解を招くような表示をしないようにしたり、業界の公正な競争が出来るように「不正のない決まった内容を表示しましょう」と、いうことで、不動産の広告に関する規則を法律と規約で決めています。
駅からの徒歩分数の「80mで1分」も物件の所在地や最寄り駅からの徒歩分数もそうですが、これらの規則の中で表示する基準や内容が決まっています。
この規則にのっとって、表示しなければならないものがまとめて書かれている部分が物件概要でし。
この部分には、広告する側として不利になるようなことであっても書かなくてはなりませんから、よく確認しましょう。
間取りはモデルルームに行って設計図の青図を見なければ、正確なところはわかりませんから、参考になるのはこの物件概要くらいです。