住宅購入の際は、一戸建て工法の違いをよく知っておきましょう。
どの工法にもメリットとデメリットがあります。
これから新築の家を建てる場合はもちろん、建売の分譲住宅を購入する際にも、どの工法で作られたのかを知っておくのは重要です。
■ まず、日本独自の工法で一戸建て住宅の八割近くに使われている軸組工法。
軸組工法は在来工法ともいいます。
柱と梁で建物を支え、自由なレイアウトとリフォームのしやすさが魅力です。
造り方は基礎、骨組み、屋根、外壁、内装といった順に外側からふさいでしまい、まず先に雨をしのげるようにするのが特徴。
雨の多い日本の気候には、建設中に雨がふっても仕事がすすめられるだけでなく、中に雨が入りません。
仕上がった材料をぬらすこともなく、性能を低下させるようなこともないので安心です。
デメリットは、火災や白蟻に弱いのと大工や工務店の技術力に完成度が左右されてしまうことです。
技術力の低い大工や工務店が建てると、耐久性に問題があったり、傾いたりといったとんでもない欠陥住宅になってしまいます。
シロアリに対する薬剤処理をきちんと行うことも当然必要です。
■ 在来工法をベースにしながら、さらに耐震強度などを増したのがプレハブ工法です。
建築に使う部材を工場で作って現地で組み立てます。
部材が大量生産の規格品になるので、設計の自由度が制限されることもあるでしょう。
向上でパーツを作成して現場で組み立てのイメージですので、とにかく完成が早い。
クレーン車などを使用して、普通の規模の住宅なら1日で建ててしまいます。
■ 北米で生まれた2×4(ツーバイフォー)工法は、オシャレな外観と広い空間の取りやすさが魅力です。
耐久性や耐震性にも優れていますし、工期も比較的短くて済むでしょう。
ただ、大きな窓が取りづらく、間取りの自由度が低いというデメリットもあります。
リフォームがしづらい点にも注意が必要です。
建築中の雨に弱いので、雨が降りづらい時期に2×4(ツーバイフォー)工法を専門とした工務店に建ててもらう必要があります。