住宅購入の際、頭金はどのくらい貯めたらいいのでしょうか。
「頭金は最低2割が必要です」と言われますが、これはかつて金融機関の多くが融資額を物件価格の80%を上限としていたためと考えられます。
近年では,民間の金融機関では頭金なしの、いわゆる「100%ローン」が多くなり住宅購入の後押しをしています。
建設費・物件価格の80%を上限とし融資をスタートさせた住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の【フラット35】も平成18年12月には90%へ、さらに平成21年6月には経済危機対策に伴い100%へとなっています。
しかしながら、将来のライフプランなどを考慮し頭金を2割以上出すことが理想的なのは変わりません。
頭金の割合が住宅購入価格の10%以上あって、住宅ローンの返済率(年間返済金額が年収を占める割合)が25%以下であれば、利用できる住宅ローンはたくさんあると思います。
なるべく頭金をたくさん入れて、月々の支払い金額や支払い年数を少なくするのもいいですが、あえて頭金を少なめにして、余裕があれば繰り上げ返済するという方法もありでしょう。
支払いが滞らないように、月々の支払い金額を少なめに、支払い期間を長めに住宅ローンを組んでおいて、できる限り繰上げて返済していく方が何かあった時に困らないと思います。
子育てにもお金がかかりますし、住宅は買ったけど、家具は買えないでは寂しいですよね。突然のリストラで住宅ローンが払えなくて、自宅を手放すしかなくなったということにならないためにも、月々の支払い金額は少なめにしておきましょう。
金利が長期間固定タイプの住宅ローンにしておくと、金利が上昇してしまっても安心です。
住宅購入は単純に頭金の額が多ければ、住宅ローンの返済が楽になるとも限らないので、どういうプランなら無理なく返済できるか、事前によく検討してみてください。